Hack For Perlというイベントの3回目を開催しました。Hack For Perlとは、Perlに関わる人々が集まり、自由に開発を進めるイベントです。1,000人参加できる枠を用意しているので、遠慮なく申し込みできると思います。次回は、9/6(水) 開催予定です。
さて、今回は少し進展がある作業ができたので、その話をしたいと思います。
Perlの和訳ドキュメントサイトの https://perdoc.jp の話です。 サイトのアクセス状況をみると、月数十万リクエスト、ユニーク2万ユーザくらいの方が利用しているサイトです。
このサイトの和訳データは、OSDN.net のCVSリポジトリとGitHub Gitリポジトリの2つの場所にあり、歴史的には、OSDN.netのCVSリポジトリが先に始まり、GitHubは付け足しで、翻訳の本流はCVSのリポジトリの状況です。
しかし、ここ最近のOSDN.net 、メーリスが2ヶ月動かなかったり、所々500エラーだったりと不調です。おととい 7/31 のニュースで、こんな話も飛び込んできました。
この状況を鑑みると継続が危ういと思い、今年のゴールデンウィークくらいから、GitHubに移行準備を始めました。
https://t.co/gAGinvzttV の翻訳元データのあるJPRPをGitHubに移管をしようとしています。そこで2つお願いです。
— Japan Perl Assoc. (@jpa_perl) May 11, 2023
①author map 作成のご協力のお願い
貢献の記録をできる限り残して移管するため、JPRPのCVSリポジトリでコミットした方をGitリポジトリに紐づけるため、 author map の作成を(1/3)
そして、今日、CVSリポジトリからGitリポジトリへの移行準備ができ、本日メーリスに告知を行いました。 特別何かがなければ、8/17(木)に移行作業を行い、翻訳データはGitHubに一本化されます🎉
端的に移行後の状態をまとめるとこんな感じです。
- 翻訳データの移行先のGitリポジトリ https://github.com/perldoc-jp/translation
- ここに公式ドキュメントやモジュールの翻訳などのデータが集まります。(コミット歓迎です!)
- 移行日 8/17(木)
- CVSリポジトリをそのままミラーした読み込み専用のGitリポジトリはこちらにあります https://github.com/perldoc-jp/jprp
- 移行作業の際は、翻訳データが入ったdocsのみtranslationリポジトリに統合します
はい!
いや〜、CVSを触ったことがなかったり、ツールや情報が古くてすんなり動かなかったり、他のなんやかんやもあって、牛歩でしたが、なんとかなりそうで、よかったです! 以上です。