perldoc.jp のこの1年の変化まとめと、次の1年
この記事は、Perl Advent Calendar 2023 1日目の記事です。
perldoc.jp というperlの公式ドキュメントやモジュールなどの翻訳を掲載したサイトがあります。
この1年このサイトの中身を弄ったので、その変化をまとめてみます。
BEFORE
perldoc.jp は、次の4箇所にあった翻訳データをバッチで取得し整形し、翻訳情報を表示していました。
- OSDN.net の Japan Perl Resource Project 通称 JPRP
- GitHub - jpa/Moose-Doc-JA: Perl Moose Documentation In Japanese
- GitHub - jpa/MooseX-Getopt-Doc-JA: MooseX::Getopt Japanese Documentation
- GitHub - perldoc-jp/translation: 日本語訳したドキュメントをおく場所
翻訳作業のチケットやドキュメントは、この4つのリポジトリもしくはperldoc.jp に点在している状況でした。 翻訳データのメインストリームだったOSDN.net は、Git管理ではなくCVS管理であり、サイトの挙動も不穏だったので、次のAFTERの状態に移管しました。
AFTER
perldoc.jp は、現在、次の1箇所に全ての翻訳データが統合され、これをバッチで取得し整形し、翻訳情報を表示しています。
翻訳作業のチケットやドキュメントもこのリポジトリに集約しました。
変化を簡潔にまとめるとこんな感じです。
全く無知の状態から作業を始めたので、何がどうなってるのか紐解くところから始まったのですが、argrathをはじめ、経緯を知る方にご協力いただきながら進めることができました。ありがとうございました!
次の1年
まず、perldoc.jp のサーバーを引越ししたいです。メンテナンス性や費用削減が狙いです。 その先はハッキリ見えてない*1ですが、継続して取り組み、よりPerlを学びやすい環境作りとその支援ができればと思います。
活動が気になる方は、Discordサーバーのドキュメントワーキンググループで活動しているのでぜひ覗いてみてください!
また、コーヒーの一杯が活動継続の励みになるので、こちらもよかったらお願いします!*2